Ultima of Saga Logo

□ モンスター学/デーモン学 □

■ モンスター学

モンスターには種族という概念以外にもモンスタータイプという分別が出来る。
正確には属しているか否か、という形ではあるが。
またこれらのタイプには特別効果を及ぼす武器が存在するとのこと。

以下、それらのタイプを紹介してゆきます。

  • □ エレメンタル

    俗に言う精霊タイプ。
    ある物質が悪性のエーテルにより活性化、具現化した存在といわれている。
    エアエレメンタル、アースエレメンタルをはじめ、そこらかしこに存在している邪悪な存在だ。

    『血』や『毒』の具現化した存在は非常に危険なので注意が必要。

  • □ オーク

    これはずばりオーク族そのもの。
    現在のところ、オークのすべてはオーク族であり、オーク族でないオークタイプは確認されていない。

  • □ 亜人

    ヒューマンタイプだが人間とは相容れることは決してないといわれる。
    こちらも悪性のエーテルから生じる人型のモンスター。

    ただしリザードマンやラットマン、クリストフォロスいう亜人の種族も存在する。
    これらは邪悪な魔法使いが人と動物を掛け合わせて創造したまがまがしい生物だ。
    洞窟や湿地帯を好み、独自に繁殖を続けている。
    ただし、昔は人並みの知識を有していたこれらの種族も、時の経過とともに知性の輝きは失われていった。
    現在でも武器を自在に操り、魔法さえ操る個体も残っているが、退行しつつある滅びの種である。

  • □ 巨人

    こちらも亜人に近いが分類上は別物。
    生態系は持たず、悪性のエーテルより次々と生み出される。
    トロールやオーガが有名だろう。

    希少種としてキュクロプスやタイタンと呼ばれる個体も存在する。
    もちろん神話のポセイダーオーン神やティターン神族とは全く無関係。
    しかし、その名に違わぬ実力は持ち合わせているので注意が必要だ。

    ただし、エルダーキュクロプスなど、太古の巨人の血統と思われるモンスターも存在している。

  • □ アンデッド

    生ける屍。
    死人帰りを果たした者も存在するのかもしれないが、専らエーテルが具現化したもの。
    もちろん中にはスケルトンやゾンビのような悪性のエーテルに取り付かれた哀れな本物の死体たちもいる。

    地の魔人リソスと契約したものは、死後アンデッドとして蘇るらしい。
    リッチ等がいい例なのかもしれない。
    またネクロマンサー達はリソスの庇護により、哀れな死体を下僕として(死体のまま)復活させる術を得ている。

  • □ 竜

    これも竜族と異にしないので特別説明はいらないはず。

  • □ モンバット

    ブリタニア最弱のモンスターといわれている。
    彼らも悪性エーテルの出来損ないのようだ。

    オズの魔法使いにも出てくるらしいが……

  • □ 悪魔

    デーモン族が主に分類される。
    こちらも説明の必要はないか。

    ただし、インプのような悪性のエーテルから生じたモンスターも分類されている。

  • □ 鋏角

    クモやサソリといった節足動物が含まれる。
    鋏角類の特徴は、往々にして毒を持ち合わせていることだろうか。
    また、テラサン族は鋏角類には含まれないそうだ。

    エーテルではなく動物の類である。

  • □ 爬虫類

    この本質は多岐にわたる。
    なぜなら竜族はじめ、数多くのモンスターが爬虫類の属性を有するからだ。

  • □ ガーゴイル

    こちらもガーゴイル族なので問題ないはず。

  • □ 鳥

    翼を持ったモンスターが分類される。
    自然に棲む鳥類も含まれるが。
    モンスターとしてはハーピーがそう、もちろん悪性のエーテル出。
    ポイニクスという伝承の不死鳥も存在するらしいが詳細は不明。

    また、デーモンのウィップアーウィルは悪魔でもあり鳥でもあり。

  • □ テラサン/オフディアン

    これらも彼の有名な戦闘士族の事なので置いておく。

  • □ 植物

    もちろん自然界に生息する雑草や木々が人を襲うわけも無い。
    彼らも悪性のエーテルの具現化した存在だ、もしくはエーテルを取り込み、逆にモンスター化したか。
    また往々にして火に弱い。

    凶悪なリーパーなどは古木に擬態しているので、犠牲になる駆け出しの冒険者は後を絶たない。

  • □ 魔法生物

    こちらも悪性のエーテルにより生み出された存在。
    自然発生型と被創造型に分けることも可能だ。
    前者はゲイザー、後者はゴーレムなどが含まれる。

  • □ 魔獣

    野生の獣がエーテルの干渉で魔性を帯びたものが殆ど。
    もちろんヘルハウンド、ヘルキャットといった悪性のエーテル出身もいるが。
    また、生物としてもともと高い魔力を有するユニコーンやナイトメアなども含まれる。

  • □ 不定

    特定の形を持たないモンスター。
    スライム系が含まれる、もちろんエーテルから生まれる。

  • □ クモ

    エーテルの干渉により悪性化したクモ型のモンスター。
    テラサンは含まれないらしい。

  • □ ヘビ

    同じくこちれらはヘビ型。
    オフディアンは含まれず。

  • □ サソリ

    さらに同じく。

  • □ ネズミ

    悪性のネズミ――ラットの事であり、マウスは含まれない――、およびラットマンが分類される。

  • □ トカゲ

    リザード系のモンスターをはじめ、リザードマンが分類される。

  • □ 炎

    ファイアエレメンタルをはじめ、火に強いモンスター達が分類される。
    もちろん冷気には弱い。
    また炎のオーラをまとっていたり、火炎のブレスを吐いたりするので注意が必要。

  • □ 氷

    アイスエレメンタルなどの、冷気に強いモンスターが分類される。
    こちらも熱気には弱い。
    これらモンスターの殆どは氷のオーラをまとっていることが多い。
    (ちなみに、本来、冷気属性は風属性であるが、氷には水分が必要なため水属性と混同されている場合も多い)

  • □ 石

    石で構成されるモンスターが分類される。
    アースエレメンタル、ストーン系などなど。

  • □ ヒューマン

    最後は人間型、というか人間。
    こちらも特定の武器に弱点を持つ。
    他のプレイヤーキャラクターをはじめ、山賊や他の NPC すべてが含まれる。


■ デーモン学

デーモン(魔神)について分かっている範囲で補足します。

  • □ デーモンロード

    金色の体を持つデーモンたちの統率者。
    常に四人の王が存在し、古代竜さえ凌ぐパワーを持つ。
    天使の名を冠する。

  • □ バルロン (グレーターデーモン)

    漆黒の体を持つ上級のデーモン。
    ”深淵の魔王””魂の狩人””殺戮者”と呼ばれる称号を持ち、堕天使の名を冠する。

  • □ アイスフィーンド

    青い体を持つ氷の魔神。
    かつて狂える魔術師により開かれたゲートより現れる異質デーモン。
    クトゥルーの名を冠する。

  • □ デーモン

    通常魔神と呼ばれるのはこの階級、赤い体をもつ。
    人界と契約し知恵をもたらすとも云われ、ソロモンの名を冠する。

  • □ レッサーデーモン

    デーモンと見た目は変わらない下位のデーモン、とても好戦的で危険。
    召還し使役することも可能で、エノクの名を冠する。

また、四人のロードを支配するのが火の魔神パイロスと云われる。
パイロスは上級のデーモン達と違い人界に深く干渉し、ソーサリーという破壊的な力を与えている。
(この世界が元来ソーサリアと呼ばれていたことにも注目したい)

魔神たちは優れた肉体能力と魔力を両立し、さらには魔界で鍛えられた魔剣を振るう。
アイス・フィーンドにいたっては氷のオーラをまとい、近づく者にことごとく破滅をもたらすそうだ。

これらが現在デーモン学者達が主張している内容だ。