■ ヒューマン族
いわゆる人間。
ブリタニア大陸に統一国家を形成している、ただし一枚岩でもない。
この世界には最も多く存在し、栄華を極めている。
ソーサリア元来の種族ではなく、地球のガリア部族の子孫だといわれている。
平和と破壊を両立させる種族だ。
設定上、プレイキャラクター達は地球からの訪問者。
誘拐犯はもっぱらジプシーである。
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ブリタニアは多くの種族を内包します。
現在知られている範囲でこれらを紹介しましょう。
いわゆる人間。
ブリタニア大陸に統一国家を形成している、ただし一枚岩でもない。
この世界には最も多く存在し、栄華を極めている。
ソーサリア元来の種族ではなく、地球のガリア部族の子孫だといわれている。
平和と破壊を両立させる種族だ。
設定上、プレイキャラクター達は地球からの訪問者。
誘拐犯はもっぱらジプシーである。
オークの歴史は古く、また荒々しい種族である。
歴史上、人間との間に諍いが絶えなかった事は無いといわれる。
特にトリンシックの歴史はオークとの戦いの歴史といっても問題ない。
彼らは地下や洞窟住処とするが、各所に砦を築き根城ともしている。
豚に似た頭部と強い筋肉、人間に似た身体を持っている。
人間の生肉と金銭を好み、性質は残忍かつ強欲である。
彼らも一社会を形成し、オークを統率しているのは部族の王である。
ただし、他のオーク部族間とのコミュニケーションは無いに等しいらしい。
王をはじめ、リーダー、メイジ、スカウトなど、多岐にわたる役割を持つのも特徴。
なかでもオークの魔法使い達は非常に残忍で危険な存在である。
翼をもった人型の生物で、人類を越える知性を有する。
多くの人間は未だに悪魔の類だと信じているが、地下のガーグランドに平和的なコミュニティを形成している。
一人の女王を頂点にした単一種族であり、個人と社会とを同列に据えた一枚岩の種族だ。
――よって、一人称は「我等(We)」である。
言葉に加え、独自の文字(ガーギッシュ)も使用する。
力は弱いが魔法を自在に操ることが出来る。
ストーンガーゴイルは肉体的に劣るガーゴイルが作り出した石のガーディアンだ。
噂では他の力に従属している特殊なガーゴイル族も存在するらしい。
地下大陸に勢力を築いている戦闘士族。
下半身がクモで上半身が人型のモンスター。
同じ大陸のもう一つの勢力オフディアン族と、飽くなき戦いを続けている。
人並みの知性も有し、女王を頂点とした各部族に分かれている。
極度のオフディオフォビア(ヘビ嫌い)でもある。
テラサンは王女(マトリアーク)に加え、魔法使い(メイジ)、狂信者(ゼラット)、審問官(ジャスティシャー)など魔法を自在に操る個体が多く存在する。
しかし物理面においても復讐者(アヴェンジャー)や遊撃者(ナイトエラント)と呼ばれる無双の戦士が固め磐石である。
同じく地下大陸のヘビの下半身をもったモンスター。
テラサン族とつねに対立を続けている。
テラサンと同じく、女王を頂点とした各々の部族に分かれる。
言葉を有すが文字は確認されていない。
こちらも極度のアラクノフォビア(クモ嫌い)である。
……テラサノフォビアの方が正しいのかもしれないが。
王女をはじめ、優秀な魔法使い、屈強な戦士たちが固めるのもテラサンと同じく。
最も古く最も強い種族といわれるドラゴン。
寿命はとても長く、成長と主に巨大化していく。
古代竜と呼ばれるドラゴンの中には 1000 年を生きるものもいるという。
とても高等な知性と魔力、腕力、そして火炎のブレスをもつ最強のモンスター。
翼をもち宙を舞うが、それは魔力によるものらしい。
人類が幼かった太古の昔、人を護り、教え導いたのがドラゴンだとも云われている。
竜族は他にドレイクやワイバーン、ウィルム、海竜と呼ばれる個体が存在する。
最も強力で最も邪悪だといわれる最強のモンスター。
正しく言えば恣意的ではあるが邪悪ではない。
本来は人類とは別の次元に存在する高位の存在らしい。
ブリタニアに姿を現すデーモンの多くは下級カーストである。
基本的に中立を保っているが人類に牙をむくものもいる。
以前、天才といわれたリルビニアンがデーモンを召喚し、使役する術を編み出した。
その所為なのかも知れない……
人類に害をなすデーモンは下級のレッサーデーモンであるが、彼らは手馴れの冒険者でさえ、簡単に命を落とす実力を持つ。